血圧の話11(末梢血管抵抗)
太い血管ほど血圧は高く、脈圧も大きくなります。
大動脈、動脈、そして細動脈の順で細くなっていきます。
細動脈は血流に対して最も抵抗の大きい血管です。
例えば交感神経の興奮によりノルアドレナリンが分泌され血管平滑 筋に作用し収縮させます。
血圧の話5(圧脈波)
心臓から血液を駆出した時の圧の波が前進波です。
末梢から帰ってくる波が反射波です。
初めに生じた前進波に反射波が重なり脈圧波が構成されます。
血管が固くなると全進波は変わらなくても反射波は早く帰ってきま す。
すると反射波早く前進波に乗ってしまい収縮期血圧は上昇します。
また反射が早いので前進波の後半には反射波が乗らないので拡張期 血圧は低くなります。